0歳児に保育園はいらない。
理由1 生まれてから1年の母親の収入以上に、その子の未来は両親にとって価値があると思う。乳児期から子どもを突き放すと、様々な面で子どもは否定的な受け取り方をしていくだろう。確実に情緒は不安定になる。私が10年近く保育をした結論は「母親の愛情が一番」なのだということ。
それでも保育園に預けるならそれを十分承知して預けること。厚生労働省も全国の保育園長に保護者会で母親の教育義務を必ず伝えるよう明確に指示すること。
理由2 本来保育園など存在しなかった。近代都市化が進み、女性の雇用均等が進んだ。それはいいことだが所詮保育園は人が造ったものだ。農村地域には今でも見られる、必要な時は祖父母や地域の子ども好きなお年寄りが見てくれるような日本古来からあった地域のつながりが、都会には無い。
そればかりか、マンションの階下の住民からは「子どもの足音がうるさい」との苦情ばかり。高齢者は孤独化し、家族は防犯や苦情に神経を尖らせ家族はストレスをためていく。つまり都市部における子育て環境の抜本的改革が必要である。(高齢者の子育て参加支援、マンションの‘‘とび跳ねルーム‘‘設置義務化など)
理由3 幼稚園と管轄を統合することで、乳幼児期の教育格差、そこから生まれる差別意識や格差を是正していくこと。まずは、0から2歳までは厚生労働省、3歳以上は文部科学省管轄にするといい。
理由4 なんでもそうだが、便利なものができると感謝を忘れて、勘違いする大人が増えていること。
保育園へのクレームであたかも自分の子を大切に見ていない等を言いすぎるのは、根本的に違うと思う。(昨年それで園長が自殺している)本来は両親に教育義務があり、園で乳児を大勢1つの部屋に押し込める事自体個々の要求を制限させているし、保育園はやむなく父親が不在などで養育に欠ける児童を保護する理由からできている。保育士は常に事故や怪我に怯えながら、なおかつ子どもの要求に応えて外などに行くのだ。園に不満なら自分で育てるべきである。それはこどもにもいい。
追記…現状は不適切な保育士もいるかもしれない。その場合、相談という姿勢でとりくむといい。最近保育園も民営化することで園を選べるし、様々に個性がでてきたが、最終的には担任と保護者との笑顔と信頼だろう。
つづく 次回は出産時教育